藤井香織は、安定した技巧と深い音楽性を兼ね備え、クラシックからコンテンポラリーまであらゆるジャンルで高い評価を受けている。  東京藝術大学卒業後、2001年10月から安田文化財団、その後、2003年9月からロームミュージックファンデーションの助成を受け、 シュトゥットガルト国立音楽大学ソリスト・クラスに留学、2004年5月に最優秀で卒業。   フルートを三上明子、J.ゴールウェイ、W.シュルツ、A.ニコレ、P.マイゼン、J.C.ジェラールの各氏に、ソルフェージュを茂木真理子氏に師事。   国内においては96年「第7回日本木管コンクール」、97年「第14回日本管打楽器コンクール」、98年「第67回日本音楽コンクール」の すべてにおいて画期的な史上最年少第1位を獲得、海外においても、98年「第44回マリア・カナルス国際コンクール」で史上最年少第2位入賞, 併せて特別賞を受賞。さらに朝日新聞社賞、E・ナカミチ賞を受賞するなど受賞歴は枚挙にいとまがない。   これまでに新日本フィル、東響、都響、読響等の国内主要オーケストラや、スーク室内オーケストラ、ウィーン弦楽トリオ、シンフォニア・ ヴァルソヴィア、スタニスラフ・ブーニン、フィリップ・モル、アルブレヒト・マイヤーをはじめとする国際的アーティストと共演、 NHK、ZDF(ドイツ第2国営放送)をはじめ多くのテレビ・ラジオ番組への出演、 さらには各地の国際音楽祭へのゲスト出演など活発な活動を展開している。   2003年3月には、国際交流基金の主催により中南米に招かれ、ペルー交響楽団、ヴェネズエラ交響楽団等と共演、5ヶ国6都市の12回に 及ぶコンサート全てにおいてスタンディングオベーションを巻き起こし、各新聞、雑誌の批評でも絶賛され、中南米デビューを果たす。 同年11月には、ドイツで開催された「第10回クーラウ国際コンクール」デュオ部門で、ピアニストの姉、藤井裕子とともに日本人初の第2位に入賞した。   また、2005年2月、日本大使館の主催により、藤井裕子と共に、パナマ、ニカラグア、エルサルバドル、ホンジュラス、 グアテマラの5カ国8都市に招かれリサイタルツアーを行い、各国にて大成功を収めた。   更に、2006年3月にはワシントンD.C.のケネディーセンターでコンサート。総スタンディングオベーションで華やかにアメリカデビューを果たす。 そのコンサートは全世界へインターネット同時配信された。   これまでにビクターエンタテインメント株式会社より5枚のCDがリリースされ、幅広く多彩な魅力を発揮し、いずれも話題を呼んでいる。   今後もリサイタル、室内楽、オーケストラとの共演、異なるジャンルのアーティストとの共演等を通じ国内外でのさらなる活動が予定されている。


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