1964年レニングラード(現サンクトペテルブルグ)生まれ。13歳の時に音楽学校にてトランペットを始める。 1985年レニングラード音楽院(現サンクトペテルグ音楽院)に入学し、ベンヤミン・マルゴーリン教授、 故ユーリー・ボリシヤノフ教授[2名は、ともにムランヴィンスキー時代のレニングラード・フィルで長く首席トランペット奏者の地位を分かち合った名教授]に師事。  その芸術性と演奏技術が高く評価され、音楽院在学中の1988年よりアレクサンドル・ドミトリエフが音楽監督を務める ロシアの名門オーケストラ、レニングラード(サンクトペテルブルグ)交響楽団に入団。  1990年音楽院を卒業。1997年より同オーケストラの首席奏者となる。オーケストラの在籍中はヨーロッパ各国をはじめ、 アメリカ、アジア各国の海外公演に参加。我が国には1991年、94年、97年の公演で来日した。 また、サンクトベテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団への度々の客演をはじめ、ロシア楽壇の巨匠たち―マリス・ヤンソンス、セミヨン・ビシュコフ、 ユ−リ・テミルカーノフ、ドミトリ・キタエンコ等のもとで、数々の名演を残してきた。  1999年11月オーケストラを退団。以後日本に拠点を構える。ソロ、室内楽の各分野の活動を行う他、東京交響楽団、新星日本交響楽団、 名古屋フィル、神奈川フィル等の国内オ−ケストラに客演。  2001年6月、西日本でソロ・リサイタル・ツアーを行う。また同年8月、札幌コンサートホールでアルチュニアンのトランペット協奏曲を演奏 (共演:若林義人指揮/ 龍谷大学シンフォニック・バンド)、2002年9月新宿文化センタ−でテレマンのトランペット協奏曲を演奏 (共演:フィルハーモニカ・トウキョウ)。2005年、7月にもソロ・リサイタル・ツア−を行う。またホテル・オ−クラをはじめ各地でサロンコンサ−トに出演。 さらに名古屋吹奏楽フェスティバルや海上自衛隊東京音楽隊ファミリーコンサート、秋田ロシア音楽祭など各地の吹奏楽フェスティバルにも数多く出演。 日本音楽コンク−ルや日本管打楽器コンク−ルなどの審査委員も務めている。  祖国ロシアのトランペット曲のほかに、ピッコロ・トランペットのよるバロック音楽もレパートリーとし、また音楽院トランペット科を卒業した後、 再び同じ音楽院の声楽家(テノール)に入学、2年間在学した経験から、シューベルトやチャイコフスキー、ラフマニノフなどの歌曲のトランペット用アレンジ曲でも、 独自の演奏スタイルを見せ、積極的にレパートリーに取り入れている。 ティモフェイ・ドクシツェル、セルゲイ・ナカリャコフ等多くの誇り高いトランペットの名手を輩出してきたロシアのトランペットの演奏を21世紀に伝える名手として、 今後の彼の活躍が期待されている。 これまでにマイスタ−ミュ−ジックより「ロシアン・トランペット」、「アルチュニヤン・トランペット協奏曲」、「アルバムブラット」の3枚のCDがリリ−スされている。


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